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何のため? エアコン室外機盗難相次ぐ 三原市

2021/5/25 20:23
その場で解体されていた旧久井支所のエアコン室外機

その場で解体されていた旧久井支所のエアコン室外機

 三原市が所有する無人の施設で今月、エアコン室外機の盗難が相次いでいる。25日夕までに旧久井支所(久井町)など6カ所で計31台が取り外されるなどして盗まれた。市は「撤去費用の方が多くかかる。一体何のためか」といぶかる。

 市によると、盗まれた室外機は元羽和泉小(同)の15台、旧久井支所と隣接する元公民館など4施設の12台、休館中の本郷公民館(下北方)の4台。うち業務用が26個で、全て屋外に設置されていた。配線や固定具を外し丸ごと持ち去られたほか、その場で解体された形跡もあった。11日に市職員が同小の門の鍵が外されて室外機がなくなっていることに気づき、市の施設を点検して分かった。

 市は三原署に被害届を出し、同署が窃盗の疑いで調べている。市財産管理課によると、室外機は減価償却が全て終わり、一部は故障していた。景山泰良課長は「わざわざ盗むものとも思えない。しかし市民に被害が出てからでは遅いので公表した」と話す。同署によると他に被害は確認されていないという。

 広島県内のリサイクル業者によると、室外機の配線や冷媒に銅が使われているが「単体での買い取りは普通しない。金属だけ持ち込んでも二束三文にしかならないのでは」と話す。三原署は「摘発と被害防止のためパトロールを強める」としている。(政綱宜規)


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