地域ニュース

コロナ収束の願い夜空に輝いた 全国で一斉花火、三次や岩国でも(2020年6月2日掲載)

2020/6/2 12:55
三次市中心部の夜空を彩った花火=1日午後8時3分、多重露光(撮影・安部慶彦)

三次市中心部の夜空を彩った花火=1日午後8時3分、多重露光(撮影・安部慶彦)

 新型コロナウイルスの収束を願う花火師が全国で一斉に花火を打ち上げる「Cheer up!(チアアップ)花火プロジェクト」が1日夜、三次、岩国市など中国地方各地であった。全国の花火製造業約160社によるサプライズイベントで、中国5県では11社が参加。夏の風物詩の花火大会が各地で中止になる中、職人の心意気を夜空で輝かせた。

 午後8時、三次市三次町の馬洗川と西城川の合流点付近から30発の花火が上がった。広島県内初のクラスター(感染者集団)が発生するなどした同市を元気づけようと、富士火工(笠岡市)の職人4人が協力。松田照夫社長(59)は「三次の花火大会を約15年前から手掛けている。花火を通じて笑顔の輪が広がってほしい」と願った。

 プロジェクトは、江戸時代に8代将軍徳川吉宗が疫病退散を願って隅田川で花火を上げる祭事を開いた故事にちなみ、花火製造業者でつくる日本煙火協会(東京)の青年部有志が企画。観客が密集しないよう、開催場所を伏せ、打ち上げ時間も5分以内とした。

 中国地方では、太田川放水路(広島市西区)、呉ポートピアパーク(呉市)、錦帯橋(岩国市)、宍道湖(松江市)などでも花火が打ち上げられた。(石川昌義) 


この記事の写真

  • 感染収束を願って錦帯橋そばで打ち上げられた花火の大輪(14秒間露光)=1日午後8時(撮影・山下悟史)

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧