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全国学力テスト2年ぶり実施【問題と解答】

2021/5/27 20:00

全国学力テストに臨む鴻南中の生徒たち

 小学6年と中学3年の全員を対象にした文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が27日、一斉に行われた。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大で中止となり、2年ぶりの実施。国語と算数・数学の2教科で、小6では新しい学習指導要領に基づいた新領域からの出題があった。コロナ禍の学習への影響も調べる。結果公表は8月下旬の予定。

 【2021年度全国学力テストの問題と解答】

 参加は国公立の全校と私立46・7%の計約2万9千校で、小6が約105万4千人、中3が約102万8千人。当日の実施が困難な場合は6月末まで延期できる特例措置を設けているが、平均正答率などの集計からは除外する。

 小6算数では、昨年度から全面実施された新指導要領を踏まえ、データ読解の能力を測った。図書室での学年別貸出冊数のグラフを示し、あまり本を借りない理由を尋ねるアンケート結果も組み合わせて分析を深めた。

 中3国語は初めて電子メールを題材に使用。自分の意図を効果的に伝える文章をどのように作成するかが課題となった。

 女性活躍やコロナ禍の生活様式といった現代的テーマも盛り込まれ、テレビ会議で議論する場面などが取り上げられた。

 児童生徒へのアンケートでは、休校中に「勉強に不安を感じたか」「計画的に学習を続けられたか」などを尋ねる項目を設けた。学校側にはオンライン学習の実施など情報通信技術(ICT)を活用していたかどうかを中心に質問。文科省は、成績と組み合わせて分析することで、新型コロナの影響を浮かび上がらせたい考えだ。

 広島県内では国公私立計715校の小学6年生と中学3年生が、国語と算数・数学の2教科を受けた。

 県教委などによると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校などで、この日の実施を見送った学校が計12校あった。12校では後日、実施する場合がある。当初は県内の約4万9千人の参加を見込んでいたが、実際の参加者数は集計できていないという。

 山口県内でも404校の約2万2千人が国語と算数・数学の2教科に臨んだ。

 山口市維新公園の鴻南中では226人が受けた。生徒は教諭から調査の説明を聞き、まず国語から取り掛かった。

 全国学力テストは2007年度に始まり、今回で13回目。  


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