地域ニュース

おかみは元宝塚トップスター 山口県周防大島町の浅田さん、6月から「第二幕」

2021/5/27 23:01
ゲストハウスの前でスタッフと打ち合わせる浅田さん(左端)

ゲストハウスの前でスタッフと打ち合わせる浅田さん(左端)

 元宝塚歌劇団トップスターの浅田幸姫(ゆき)さん(55)が6月4日、山口県周防大島町小松にゲストハウスを開業する。がんを患い昨年、芸能界を引退。瀬戸内の島で新たに紡ぐ人生の劇場でヒロインに挑戦する。

 ゲストハウスは柳井市と同町に架かる大島大橋のたもとの「旅籠(はたご)屋くぬぎ亭」。休業中のホテルの元別館を改装した。1階は32席の飲食店と広さ約50平方メートルのダンススタジオで、2階の洋室9部屋には計13人まで泊まれる。浅田さんは「おかみ」として全体を運営する。

 京都市出身で、宝塚時代は高嶺(たかね)ふぶきの名で1996年から雪組男役トップとして活躍した。97年の退団後も、たかね吹々己(ふぶき)として舞台やテレビで活動してきた。しかし昨年3月、甲状腺にがんが見つかった。手術で声に影響が残るため芸能界を引退した。

 体力が回復してきた頃、施設を所有する会社がおかみ就任を打診した。試しに島を訪れたところすぐに気に入った。「芸能一筋だったが、宝塚時代に鍛えた根性で乗り切る」と、11月に母孝子さん(77)と兵庫県から移住した。

 資金が少なかったため、改装の大半は自ら手掛けた。「心配した島の人の応援もあり、乗り越えられた」と笑う。スタジオはフラが盛んな地域住民に開放する考えで「観光客にも地元にも喜ばれる交流の場にしたい」と意気込んでいる。1人1泊7700円(当面は開業記念で5500円)。くぬぎ亭Tel0820(80)4122。(川井直哉)

【関連記事】

新しい生き方を周防大島で模索、東日本大震災後に移住 「銀杏BOYZ」元ギタリスト

バスケ広島2年目谷口が周防大島に宅地購入 「景色や雰囲気良い」

神戸から周防大島移住の浅野さん夫婦、夢のゲストハウス 5月開業へ、夫は建築士

リキュール原料のレモン苗木植樹 山口・周防大島の会社

スナメリ遊具、遊びに来てね 山口県周防大島の公園


この記事の写真

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧