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感染対策忘れず「乾杯」 広島でビアガーデン営業開始(2020年6月4日掲載)

2020/6/4 23:08
テーブルの間隔を空けたホテルのビアガーデン会場でジョッキを合わせずに乾杯する客(撮影・田中慎二)

テーブルの間隔を空けたホテルのビアガーデン会場でジョッキを合わせずに乾杯する客(撮影・田中慎二)

 ▽ビュッフェ中止/飲み放題はセルフ

 ANAクラウンプラザホテル広島(広島市中区)は4日、今季のビアガーデンの営業を始めた。新型コロナウイルスの感染リスクを減らそうと、座席数を従来の半分に抑えた。広島市内で今後始める会場も、感染を防ぐ工夫を凝らす。ビュッフェ形式は姿を消し、開催を見送る動きも広がる。

 屋上で開くANAホテルは昨年の160席を86席に絞り、テーブルの間隔を空けた。会社の先輩2人と訪れた廿日市市の会社員藤田柊亮(しゅうすけ)さん(22)は「野外で開放的な気分。感染対策をしながら楽しみたい」とジョッキを合わせずに乾杯した。

 入り口や受付には消毒液を置いた。大半の料理は、大皿で運ぶ形式から個々の皿に分けて提供するようにした。飲み放題はセルフサービスで、毎回グラスやジョッキを替えられる。1人5500円で午後5時〜9時半。9月末まで続ける。

 中区のビル屋上で「グリーンビアガーデン」を18日に始めるのは飲食店経営の酔心(中区)。最大120人だった定員は半数にして、入れ替え制にする。釜飯などのコース料理はあらかじめ席に用意。「安心して来てもらえるよう、できる工夫は何でもやる」という。おりづるタワー(同)1階のカフェは20日から毎週木、金、土曜に開く。ただ、当初検討したビュッフェ形式は諦めた。

 市内では開催断念も相次ぐ。広島三越(同)は混雑が避けられないとみて中止した。「残念だが安全のためにはやむを得ない」とする。福屋(同)やホテルグランヴィア広島(南区)も中止。そごう広島店(中区)は未定だ。(森岡恭子、石井千枝里) 

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