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豊かな森、次世代へ 大田で全国植樹祭 両陛下はオンライン参加

2021/5/30 20:59
「御収穫」でクロマツにのこぎりを入れられる天皇陛下と、見守る皇后さま(代表撮影)

「御収穫」でクロマツにのこぎりを入れられる天皇陛下と、見守る皇后さま(代表撮影)

 第71回全国植樹祭(国土緑化推進機構、島根県主催)が30日、大田市の三瓶山北の原で開かれた。県内では1971年以来、50年ぶり2回目。新型コロナウイルスの感染拡大で、天皇、皇后両陛下は初めてオンラインで参加された。県民たち約2200人が、豊かな森を次世代に引き継ぐ決意を確かめた。

 テーマは「木でつなごう 人と森との 縁(えにし)の輪」。式典のあいさつで丸山達也知事が「産業の発展と環境の保全を両立できる循環型林業を進める」と発信した。

 両陛下は、東京・元赤坂の赤坂御用地でスギやヤマザクラなど4種を植えた。初の「御収穫」も実現。50年前の植樹祭で昭和天皇が植え、約17メートルに育ったクロマツに陛下がのこ入れした。三瓶会場では参加者が大型モニターで見守った。

 陛下は訪問して会えないことを「残念」としつつ、「再び苗木を植え、新たな『緑の循環』を始めることができることをうれしく思います」と述べた。

 県内の和太鼓団体の演奏や、中学生たちが森林の継承を誓う発表もあった。植樹祭は新型コロナの影響で1年延期し、招待者を4分の1の約千人に減らした。来年は滋賀県で開かれる。(鈴木大介) 

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