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広島・紙屋町サンモール一帯再開発、20年度着工24年度完成目指す 準備組合が発表(2016年12月14日掲載)

2016/12/14 15:26
本通り商店街沿いに立つ再開発ビル(右)の外観イメージ

本通り商店街沿いに立つ再開発ビル(右)の外観イメージ

 広島市中区紙屋町の商業ビル「サンモール」を中心とした一帯の再開発を計画する準備組合は13日、計画の概要を正式に発表した。最大で地上50階程度の再開発ビルの建設を視野に、商業施設とマンションのほか、ホテルなどを入れる想定。2020年度の着工、24年度の完成を目指す。

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 準備組合はサンモールだけでなく、周辺のビルを加えたエリアを再開発し、高層ビルに建て替える方針。周辺の20以上の地権者との交渉を18年度までに終え、都市計画の決定につなげたい考えだ。その後、19年度に再開発組合を設立する予定。正式な再開発のエリアは地権者の合意に左右されるため、未定としている。

 再開発ビルは、下層階を専門店が集まる商業施設にする。マンションやホテル、企業のオフィス、駐車場なども設ける。

 サンモールは衣料や雑貨店などのテナントが入る。若者に根強い人気があるものの、1972年開業の施設は老朽化が進む。郊外を中心に近年、大型の商業施設が相次ぎ出店しており、一帯の集客力の低下が課題となっていた。

 商業ビルと同じ名前で運営会社のサンモール(中区)など、一部の地権者が昨年12月、準備組合を設立。同社の桝本三知代社長が理事長に就いた。計画作りなどを支える事業協力者として今年8月、大和ハウス工業(大阪市)と子会社のフジタ(東京)、三菱地所レジデンス(同)の3社と協定を結んだ。

 JR広島駅南口(南区)では、今年8月にBブロックの再開発ビルが完成。Cブロックのビルも近く完成する見通しだ。準備組合は「紙屋町・八丁堀周辺は、広島駅周辺とともに街のにぎわいの中心となる場所。地域1番の施設を目指し、地権者との合意形成を図る」としている。(村上和生)


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