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広島・紙屋町に50階ビル構想 「サンモール」一帯 準備組合を設立(2016年7月9日掲載)

2016/7/9 15:26
高層ビルへの再開発が検討されているサンモールの建物(点線内)

高層ビルへの再開発が検討されているサンモールの建物(点線内)

 広島市中区紙屋町の商業ビル「サンモール」の運営会社などが再開発で高層ビルを建設するため、準備組合を設立して地権者への説明を始めたことが8日、分かった。関係者によると、最大で地上50階を超え、商業施設やマンションが入るビルを目指しているという。今後、地権者の合意が形成できれば、市中心部の商業エリアの新たなランドマークになる可能性がある。

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 複数の関係者によると、商業ビルと同名である運営会社のサンモール(中区)と、周辺の複数の地権者が昨年、準備組合を設立。計画作りを支える事業協力者として、大和ハウス工業(大阪市)と子会社のフジタ(東京)、三菱地所レジデンス(同)の3社を先月末までに選んだ。

 今後、事業を進めるには、都市計画の決定や事業計画の具体化、再開発組合の設立などの手続きが必要になる。準備組合は2020年度以降に着工したい考えで、工期は約3年を見込んでいる。

 サンモールは若者を中心とする衣料品やスーパーのテナントが入る。1972年開業で施設の老朽化に直面している。周辺には飲食店などが入る多数のビルが並び、一帯の地権者は20者以上。準備組合は今後、事業協力者を交えて、地権者との協議を本格化させる。

 準備組合の理事長はサンモールの桝本三知代社長。同社は「現時点では取材に応じられない」としている。

 紙屋町周辺は郊外の大型店の増加で、集客力の向上が課題となっている。計画が実現すれば、都心部のまちづくりの大きな転換点となる。(村上和生、境信重)


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