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広島地裁の裁判員辞退10年連続6割超、20年は65・3% 感染への不安も一因

2021/6/1 21:05

 広島地裁で2020年に開かれた裁判員裁判で、裁判員候補者に選ばれたものの仕事などを理由に辞退した人の割合(辞退率)は65・3%となり、10年連続で6割を超えたことが同地裁などへの取材で分かった。20年は新型コロナウイルスの影響を辞退理由に挙げる人もおり、長時間に及ぶ法廷での審理や評議に伴う感染への不安が一因にあるとみられる。

 裁判員制度は09年5月に始まり、一つの事件で約100人を候補者として無作為に選ぶ。辞退率は、裁判所が候補者に発送する質問票や裁判長との面談などの選任手続きの中で辞退を表明した人数を、候補者数で割って算出する。

 広島地裁では、制度が始まった09年が55・7%、10年が53・9%と5割台だったが、11年に64・3%となって以降、6割を上回っている。中でも12年は72・7%(全国平均61・6%)と全国で2番目に高かった。

▽雇用情勢や高齢化、関心の薄れなども
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