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1億5000万円で安倍氏の説明要求、自民は拒否 「とやかく言われる話ではない」

2021/6/2 21:20

安倍氏(左)と二階氏

 自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長は2日、国会内で会談した。安住氏は2019年参院選広島選挙区を舞台にした大規模買収事件で当選無効となった河井案里元参院議員の陣営に対する自民党本部の1億5千万円の資金投入を巡り、前総裁の安倍晋三前首相(山口4区)と二階俊博幹事長の国会での説明を求めた。森山氏はその場で拒否すると伝えた。

 【関連】1.5億円は誰の指示…与野党攻防の焦点に

 森山氏は中国新聞の取材に「資金投入は党内の判断だからとやかく言われる話ではない」と強調。実態解明を既に有罪が確定した案里氏と夫で元衆院議員の克行被告の公判に委ねるとし、「検察当局に押収された関係書類が返還され次第、党としても説明する流れになるだろう」と述べた。

 これに先立ち立民、共産、国民民主の野党3党の国対委員長は国会内で会談し、安倍、二階両氏に国会説明を求めることで一致した。安住氏は森山氏との会談後、「自民党は誰の指示で金を流したか一切事実を明らかにしていない。国民には疑惑を隠していると映るだろう」と批判した。

 19年参院選で自民党本部は党新人の案里氏陣営に、落選した党現職の溝手顕正氏陣営の10倍の1億5千万円を提供した。当時も幹事長だった二階氏は先月、「自分は関与していない」と強調したが、翌週には発言を修正。組織決定の責任者は自らと安倍氏だったと述べた。それ以降は記者会見で質問されても正面から答えず、提供の経緯は未解明のままだ。(下久保聖司)

【二階氏のこれまでの関連発言】

1.5億円発言を修正 決定責任「総裁と幹事長に」(5月24日)

「私は関与していない」 林幹事長代理は「甘利氏関与」 1.5億円巡り(5月17日)

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