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奥出雲おろち号、島根県・4市町が存続要望へ JR、23年度終了発表

2021/6/3 23:49

おろち号の終了方針を説明する牧原支社長

 JR西日本米子支社は3日、島根県東部を南北に走るJR木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」の運行を、2023年度を最後に終了すると発表した。車両の老朽化が激しく、安全な運行を続けることが困難と判断した。島根県と沿線の4市町の首長は7日、支社を訪れ存続を要望する。

 米子市であった記者会見で、牧原弘支社長は「23年にトロッコ車両が6年ごとの検査期限を迎える。部品の製造が中止され、維持管理が難しい」と説明。22、23年度は土日祝日を中心に運行する予定とした。

 JR西は今年2月、新型コロナウイルス禍を受け、収益の低いローカル線について廃止も含めて在り方を見直すとした。牧原支社長は「あくまで老朽化による運行廃止。木次線の利用状況が厳しいのは事実だが、木次線そのものについて決まったことはない」と関連性を否定した。

 おろち号は観光振興で1998年に運行を始め、主に木次(雲南市)―備後落合(庄原市)の山あいを走る。機関車は製造から50年、窓のない車両などは40年以上たっている。

 JR西管内の51路線のうち、JR木次線は19年度の1日1キロ当たりの平均通過人員が2番目、旅客運輸収入は3番目に少なかった。(寺本菜摘)


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