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大山登山者から500円協力金募る 鳥取県など実験、返礼に記念カード

2021/6/3 23:37
入山協力金の返礼品となる梨の木キーホルダー(下)と記念カード

入山協力金の返礼品となる梨の木キーホルダー(下)と記念カード

 鳥取県などは4日、中国地方最高峰の国立公園・大山(大山町)の登山者から入山協力金を募り、返礼品として記念カードや梨の木キーホルダーを渡す実証事業を始める。登山道の補修や植生保護などの経費に充てる。中国地方では初めての試みとなる。

 県や環境省、大山町などでつくる協議会が、登山道入り口に近い大山ナショナルパークセンターと、弥山(みせん)=1709メートル=の頂上避難小屋売店に募金箱を設置。金額は登山1回につき500円(中学生以下は免除)とし、5種類ある記念カードのうち1枚を持ち帰ってもらう。1年分として3千円払う人には、年間パスとして梨の木キーホルダー(縦3.5センチ、横7センチ)を渡す。

 10月31日まで。年間5万〜6万人の登山客の1割程度が協力すると想定し、250万円の収入を見込む。

 山頂周辺には、国の特別天然記念物ダイセンキャラボク群落などの植生を保護する木道があり、補修費用だけで年間400万円程度に上るという。県などは今回の実績を踏まえ、来年以降の本格導入を検討する。

 県はまた、登山の感染対策ガイドラインを見直した。グループ登山は5人以内とすることや、人との距離が近い時のマスク着用などを盛り込んだ。(小畑浩)

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