地域ニュース

どう喝問題で安芸高田市長を提訴 山根市議「言っていないこと認められない」

2021/6/9 20:11
記者会見で提訴した理由を説明する山根市議

記者会見で提訴した理由を説明する山根市議

 安芸高田市議会の山根温子市議(65)が9日、自身から「どう喝」されたとする同市の石丸伸二市長の虚偽の発言で名誉を傷つけられたなどとして、石丸市長を相手に500万円の損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こした。山根市議は、広島県庁で記者会見し、「真実を司法の場で明らかにするしかない」と述べた。

 【写真】安芸高田市長のツイッター画面

 訴状などによると、石丸市長は昨年10月1日、市議会本会議中の市議の居眠りを巡る議会との意見交換の場でのやりとりとして「敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫(どう)喝?あり」などとツイッターに投稿。同20日の全員協議会では、どう喝に当たる発言をしたのは山根市議と名指しし、説明を求めた。11月の市議選期間中にもツイッターでどう喝について追及した。

 山根市議は会見で、根拠のない誹謗(ひぼう)中傷で自身の社会的評価が失われた上、選挙妨害にも当たると主張した。今年3月に開いた会見で、どう喝があったとする石丸市長と市議とのやりとりの音声記録を公開し、該当する発言はなかったと説明したが、以降も石丸市長から謝罪はないとした。

 山根市議は「言っていないことを認めるわけにはいかない。うやむやにすると将来に禍根が残る。徹底して反省を求めたい」と話した。

 石丸市長は中国新聞の取材に対し、公務に関わる訴訟では通常、市長個人ではなく市が被告になると自身の代理人弁護士から言われていると説明。「現時点では何とも言いがたい」とした。

【市長と市議会の関係、なぜこじれたのか】

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧