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広島県安芸郡4町、教職員を優先 64歳以下ワクチン接種、町外通勤者も対象

2021/6/9 21:14

 広島県府中、海田、熊野、坂の安芸郡4町は、64歳以下の新型コロナウイルスのワクチン接種について、各町の学校や保育所、幼稚園に勤める教職員たちを優先すると決めた。町外から通う人も対象にする。教育、保育現場のクラスター(感染者集団)を防ぐ目的で、県によると、市町域を越えて教職員たちを優先する方針を打ち出したのは県内では初めて。

 4町は今月下旬以降に順次、64歳以下の一般向け接種を本格化させる計画でいる。その際、基礎疾患のある人や居宅サービス事業者の職員たちに加え、教職員たちも優先させる。各町は現在、学校や保育所、幼稚園に勤務する教職員たちのリストアップや、接種スケジュール作成を進めている。

 12歳未満の子どもが接種対象になっていない中、教育、保育現場で感染が広がるのを連携して防ごうと、4町の担当者たちが5月下旬から今月初旬にかけて協議して決めた。対象数は、府中町約860人、海田町約710人、熊野町約430人、坂町約270人。町外から通う人も、勤務する町で接種を受けられるようにする。

 県によると、勤務地の自治体が認めれば、在住していなくても接種できる。府中町福祉保健部の山西仁子部長は「子どもたちに接する教職員たちに、できるだけ早く接種したい」と話している。

 4町の一般向け接種は、各町が、優先者の先行予約期間を設定した上で、今月中旬以降に順次予約受け付けを始め、下旬以降に本格的に接種を始める。熊野町は、高齢者施設の従事者については、既に接種を終えている。(二井理江) 

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