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「おれおれ」犯人の音声 特殊詐欺、尾道署が公開 方言を使い同情引く

2021/6/11 21:50
尾道署

尾道署

 尾道署は11日、「おれおれ詐欺」の犯人の男が市内の女性方に電話した音声を公開した。方言を使い、同情を引こうとするなど言葉巧みにだまそうとする様子がうかがえる。管内では電話で息子などを名乗り現金をだまし取る被害が相次いでおり、同署は「電話でお金の話が出たら詐欺。警察に相談を」と呼び掛ける。

 音声は4分17秒。小切手をなくしたとして「のーなったなんて話したら会社くびになるんよ。現金で立て替えて払うしかないじゃろうって話しとる」と落ち着いた声で語る。「なんとか都合つけてもらえんかな。ほんま申し訳ない」などと繰り返していた。

 管内の今年のおれおれ詐欺の被害は、10日時点で9件5270万円。金額は昨年1年間の約26倍に上る。いずれも病院で財布や小切手が入ったかばんをなくしたなどと説明する手口だった。谷口亨次長は「被害に遭いやすい高齢者の家族も注意して見守ってほしい」と求める。(石下奈海)

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