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広島県警が巡査長を懲戒免、覚醒剤譲り受け使用認定 地検は不起訴

2021/6/18 15:09

広島県警本部が入る県庁東館

 広島県警の機動捜査隊東部分駐隊の巡査長男性(35)=福山市=が密売人から覚醒剤を譲り受けたとして麻薬特例法違反(譲り受け)容疑で逮捕された事件で、県警は18日、巡査長を懲戒免職処分とした。県警は覚醒剤を複数回、有償で譲り受けて使用したと認定した。一方、広島地検は同日、処分保留で釈放していた巡査長を「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として不起訴処分とした。

 巡査長は2020年12月27日と21年3月3日の計2回、尾道、福山市内の駐車場で密売人に代金を支払い、覚醒剤を譲り受けたとして、5月13日に逮捕された。

 処分を発表した県警監察官室によると、巡査長は19年4月ごろから20年11月ごろまでの間、県内で複数回にわたり覚醒剤を有償で譲り受け、使用した。瀬良芳紀首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、誠に遺憾。県民の皆さまに深くおわびするとともに、指導、教養のさらなる徹底で信頼回復に努める」とのコメントを出した。

 県警は18日、監督責任を問い、いずれも上司で県警本部の警視(55)を本部長注意、警部(52)を所属長注意とした。

 今回の事件を巡っては、3月に密売人を覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕し、その後の捜査で巡査長の関与が浮上。捜査関係者によると、密売人の電話の記録を精査したところ、巡査長と連絡を取り合っていた複数の形跡が判明した。県警は巡査長の認否を明らかにしていないが、容疑を認める供述をしていたという。


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