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岩国・和木地区で多発 コンビナート事故 5年で52件 山口県、事業所に安全対策要請(2019年2月19日)

2021/6/20 22:02

 岩国・和木地区で石油コンビナート事故が相次いでいる。昨年までの5年間で火災や油漏れなど52件が起き、山口県内事故の半数を占める。県は地区の7事業所に安全対策の徹底を要請している。

 県内の石油コンビナートは、岩国・和木(7事業所)、下松(2事業所)、周南(18事業所)、宇部・小野田(12事業所)、六連島(下関市、1事業所)の5地区。岩国・和木には、JXTGエネルギー麻里布製油所や三井化学岩国大竹工場などが集積する。

 県によると、過去5年間(2014〜18年)の地区別の事故件数は、岩国・和木52件▽下松9件▽周南15件▽宇部・小野田30件。岩国・和木は事業所数が多い周南や宇部・小野田を大きく上回る。六連島はゼロだった。

 年平均の事故件数を各地区の事業所数で割った値でみると、岩国・和木が1事業所当たりで年平均1・49件の事故を起こした形となる。周南は同0・17件、宇部・小野田が同0・50件だった。事故原因では設備の腐食・劣化や操作確認が不十分だった例が多い。

 県消防保安課は「岩国・和木地区の事故発生は全国的にも突出している。人的ミスが目立つ。事業所に事故減少への意識改革を要請した」と説明。昨年8月、同地区の各事業所を集めた緊急会議を開き、事故対策の情報共有を進めたという。

 村田友宏・県危機管理監は「コンビナート事故は社会的影響も大きい。関係機関と連携し、事故ゼロを目指す取り組みを徹底したい」と話している。

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