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体の変化 毎月の不調、孤独な悩み【声を上げる女性アスリート】<上>

2021/6/22 22:55

オンライン取材で現役時代の体の不調を明かす米元さん

 7月に開幕する東京五輪は男女ほぼ同数の選手の参加が見込まれるなど、近年女性アスリートの活躍が目立っている。それに伴い、彼女たちは体の変化や出産・子育て、性的画像などの問題について声を上げ始めている。中国地方ゆかりの現役選手や元オリンピアンの声から現状と新たな動きを探る。

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 「私はある指導者から『生理なんてなくていい』と言われました」。昨年1月、陸上日本代表の新谷仁美さん(33)=積水化学、岡山・興譲館高出=が自身のツイッターで無月経に悩まされた過去を明かした。現役アスリートから語られることが少なかった体に関する言及は、反響を呼んだ。

 激しいトレーニングによるエネルギー不足などで、健康障害に悩むアスリートは多い。月経異常のほか、摂食障害や骨粗しょう症、貧血などはホルモンの影響から、特に女性が陥りやすいと言われている。

 元バドミントン日本代表の米元小春さん(30)=広島・翠町中出=も生理痛や月経以外の不正出血に悩んだ一人だ。目の腫れや高熱、吐き気といった毎月の不調はプレーに直結した。「勝たないといけない重圧がある。生理を言い訳にしないように意識したが、遠征が続き、ホルモンバランスが崩れてしまった」。ドーピング検査やプレーへの影響を考え、痛みを抑える市販薬やピルの服用はためらった。

 ■長らくタブー視
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