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21年夏のカレンダーに注意 東京五輪で7・8月の祝日移動

2021/6/24 7:10

 カレンダーにご注意を―。東京五輪が今夏へ1年延期された影響で、7、8月の祝日は例年と様変わりする。ただ、改正五輪特別措置法の成立が新型コロナウイルス禍で昨年11月にずれ込んだため、カレンダーや手帳の多くは変更前の日程を掲載したままだ。旅行やレジャーの計画、行政サービスの利用などで注意が必要だ。

 祝日の移動は、都心の混雑を減らし、五輪の運営を円滑にするのが目的。本来10月11日の「スポーツの日」が五輪開会式の7月23日に、同19日の「海の日」が22日へ移動し、22〜25日は4連休となる。また、8月は11日の「山の日」が閉会式のある8日に変更。8日は日曜日のため翌9日は振り替え休日になり、7〜9日が3連休となる。一方、7月19日と8月11日、10月11日は平日になる。

 全国カレンダー出版協同組合連合会(東京)によると、カレンダーの印刷は早い業者で2年前の年末から取り掛かるという。2021年のカレンダーなら19年末ごろから印刷が始まり、20年の春先には多くが印刷を終えている。同連合会は「変更を反映できた業者はほとんどないのではないか」とみる。

 少量生産の業者も同じ状況だったようだ。広島市内のあるメーカーは「年末のあいさつ回り用に企業からオーダーメードの注文があったが、9月に印刷を済ませていた」。尾道市因島をPRする卓上カレンダーを製作する、はと印刷(尾道市)の担当者は「依頼があれば、差し替え分の販売も考えたい」と話す。

 7月17〜19日が3連休となったままのカレンダーや手帳を基に、勘違いして旅行の予定などを入れないように気を付けたい。また行政機関や医療機関を利用する際も、休館や休診の変更に気を配る必要がありそうだ。

 広島市の場合、市庁舎の開閉庁日は改正法を踏まえた日程にする一方、家庭ごみの収集については、休日となった7月22、23日、8月9日も行う。市総務課は「施設の休館日やサービス利用の可否などは、市報やホームページで確認してほしい」と呼び掛けている。(坂本顕)

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