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日本の総人口1億2622万人、国勢調査 減少率0・7%、世界11位に後退

2021/6/25 10:47

 総務省は25日、国勢調査の速報値を発表した。2020年10月1日時点の外国人を含む日本の総人口は1億2622万6568人で、15年の前回調査から約86万8千人減った。減少率は0・7%。国連推計によると日本の人口は世界で11番目となり、比較可能な1950年以降、初めて上位10カ国に入らなかった。地域別に見ると38道府県で人口が減る一方、東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)は80万8千人増え、人口偏在も進んだ。

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 総人口は15年に国勢調査として初の減少を記録。減少率は0・8%だった。今回は外国人の増加などで、減少率はわずかに改善した。ただ新型コロナウイルスの影響で出生数の落ち込みが予想されるなど今後の見通しは厳しく、政府は抜本的な人口減対策を求められそうだ。

 人口が減った38道府県のうち33道府県は前回より減少率が大きく、人口減が加速した。道府県別で減少率が最大なのは秋田の6・2%。青森、岩手がともに5・3%で続いた。中国地方の減少率は山口が4・4%で最も大きく、鳥取3・4%、島根3・3%と続いた。広島は1・5%、岡山は1・7%の減少だった。

 人口が増加した9都府県は東京圏のほか愛知、滋賀、大阪、福岡、沖縄。このうち大阪は前回の減少から増加に転じた。愛知、滋賀、沖縄を除く残り5都県は、増加率が前回より拡大した。増加率の最大は東京の4・1%。

 市町村(東京23区は1市とみなして集計)を見ると、全1719市町村のうち82・4%で人口が減った。減少率が5%以上となった市町村は全体の50・9%と半数超だった。

 国連推計によると、日本が世界人口に占める割合は1・6%。上位20カ国のうち15〜20年に人口が減少したのは日本だけだった。

 世帯数は4・2%増の5572万世帯。1世帯当たりの人数は2・27人で、1970年以降の最少を更新した。高齢者の単身世帯が増えているという。


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