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衆院島根2区、国民が折川朋子氏の公認内定取り消し 関係者に落胆や憤り

2021/6/28 20:36

国民民主党公認で島根2区に立候補予定だった折川氏の万引き行為を謝罪する岩田・党県連幹事長(左端)=松江市

 ▽県連幹部陳謝 後任擁立しない方針

 次期衆院選の島根2区で国民民主党公認として立候補予定だったフリージャーナリスト折川朋子氏(43)の公認内定の取り消し、除籍が明らかになった28日、島根県内の関係者は落胆や憤りに包まれた。出雲市内で万引の疑いを理由とする前代未聞の事態に、党県連幹部は陳謝。中国地方唯一の公認候補で、異例の差し替えから1カ月足らず。後任は擁立しない方針を示した。

 党によると、折川氏は26日に同市内の量販店で万引し、窃盗容疑で県警の任意調べを受けているという。松江市内の党県連事務所で取材に応じた岩田浩岳幹事長は、27日未明に本人から連絡を受けたとし、「正直びっくりしている。県民や支援者への背信行為。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。本人も「大変申し訳ないことをしてしまった」と話しているという。

 折川氏は1日、元県議の珍部芳裕氏に代わる党公認候補として立候補を表明。街頭活動やあいさつ回りを本格化させていた。党県連はこの日、常任幹事会を開催。森本秀歳代表は「とても候補者を出せる局面ではないという結論に至った」と述べ、候補擁立を断念する意向を明らかにした。

 連合島根は、26日に推薦を決めたばかり。この日、「白紙に戻す」とし、党本部や県連に報告、謝罪を求めると発表した。景山誠事務局長は「連絡を受けて膝から崩れ落ちた。空白となる2区の選択肢を改めて協議しないといけない」とため息をついた。

 島根1、2区で候補者の「すみ分け」を目指した立憲民主党県連の角智子幹事長は「1、2区とも女性候補で選挙協力して行こうと盛り上がっていた」と残念がる。「まずは丁寧な説明を求め、いろいろな選択肢を含めて対応を協議しないといけない」と語った。

 党県西部地区委員長の向瀬慎一氏(50)の擁立を掲げる共産党島根2区選対責任者の大国陽介県議は「驚いた。だが、野党一本化に向け一緒にやりましょうとはならない。共産党は比例が主戦場でもあり、戦い方は変わらない」と語った。

 2区で竹下亘元復興相(74)の8選を目指す自民党県2区支部の森山健一幹事長は「若い女性候補が立つと聞いて厳しい選挙になると引き締めていた。相手が誰でも粛々と準備を進める」と話した。(高橋良輔、松本大典)


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