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高校入試の「自己表現」障害に配慮検討 広島県教委

2021/6/29 9:21

 広島県教委による公立高の入試制度改革を巡り、平川理恵教育長は12日の県議会予算特別委員会の総括審査で、全ての受験生に課す「自己表現」について、障害がある生徒への配慮を検討する考えを示した。

 自己表現は面接のような形で生徒がアピールする選考方法で、県教委は生徒の強みや入学への情熱を見る場と位置付ける。特別委では県議から「コミュニケーションに障害を抱える生徒にとって不利になるのではないか」との懸念が出た。

 平川教育長は、自己表現では長所や関心を自分の言葉などで表せるかをみると強調。「単にうまく話せていることなどを評価するものではない」と説明した。

 生徒自身が記す自己表現カードについても言及。補助的な位置付けで、文字の美しさなどは評価しないとした。その上で「障害のある生徒たちに対する合理的な配慮も必要だ」と述べ、校長の意見などを踏まえて検討していくとした。

 県教委は新たな入試制度を、現在の小学6年が受験する2023年春の入試から導入する。各校は試験成績(5教科)▽調査書(内申書)▽自己表現―の配点を、「6対2対2」を基本として合否判定する。(岡田浩平)

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