地域ニュース

【西日本豪雨2年】「命守る」雨中の決意 遺族や住民、亡き人悼む(2020年7月6日掲載)

2020/7/6 23:17
12人が犠牲になった広島県熊野町の団地「大原ハイツ」。手向けられた花が降りしきる雨に打たれていた=6日午後6時28分(撮影・安部慶彦)

12人が犠牲になった広島県熊野町の団地「大原ハイツ」。手向けられた花が降りしきる雨に打たれていた=6日午後6時28分(撮影・安部慶彦)

 14府県で災害関連死を含めて296人が亡くなり、平成最悪の豪雨災害となった西日本豪雨は6日、各地で甚大な被害が出てから2年を迎えた。最多の犠牲者が出た広島県をはじめ、各被災地で追悼行事が催され、遺族や住民たちが亡き人を悼んだ。熊本県南部を襲った豪雨の甚大な被害が徐々に明らかになる中、西日本豪雨の遺族たちは現地の住民に思いを寄せ、災害から命を守る取り組みを進めると誓った。

 広島県内では5日に続き、被害が大きかった広島市や呉市、東広島市など5市町が追悼行事を開催した。5人が亡くなった広島市安佐北区の追悼式には、松井一実市長や遺族たち25人が出席した。

 松井市長は「防災リーダーの養成や避難誘導アプリの配信などを通し、災害に強いまちづくりを進める」と述べた。同区口田南の実家で母と姉を亡くし、遺族代表であいさつした歯科技工士片山兼次郎さん(46)=南区=は式後、「熊本豪雨の報道を見ると心が痛む。西日本豪雨の教訓をしっかり生かしてほしい」と訴えた。
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