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被災地で犠牲者悼む 西日本豪雨3年、広島県内など【動画】

2021/7/6 9:44

広島市安佐北区の式典で黙とうする出席者(6日午前8時1分)

 14府県で災害関連死を含め303人が亡くなり、平成最悪の豪雨災害となった西日本豪雨は6日、発生から3年を迎えた。最多の犠牲者が出た広島県をはじめ各被災地で追悼行事が営まれ、亡き人を悼んだ。3日に静岡県熱海市で大規模土石流が発生し、捜索活動が続く中、西日本豪雨の遺族たちは早めの避難で命を守る決意を新たにした。

【定点写真 被災地の姿 2021】

 広島県内では、広島市や呉市、海田町など5市町が追悼行事を開いた。5人が犠牲となった安佐北区の式典には、松井一実市長や遺族たち約20人が出席した。

 松井市長は「引き続き国や県と連携し、地域の意見を生かした復興とまちづくりに取り組んでいく」と述べた。同区の実家で母と姉を亡くした歯科技工士の片山兼次郎さん(47)=南区=が遺族代表として「どうか2人の死を無駄にせず、いざというときに行動できるよう準備をしておいてください」と呼び掛けた。

 西日本豪雨による中国地方の死者は計248人。内訳は広島県が150人(関連死41人)に上り、岡山県95人(同34人)、山口県3人。広島県で5人、岡山県で3人の行方が分かっていない。広島、岡山、愛媛県で計410世帯968人が、今も仮設住宅などでの「仮住まい」を余儀なくされている。


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