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高野リンゴ、畑浸水相次ぐ 12日の大雨、組合は庄原市へ要望協議

2021/7/13 21:31
ぬかるんだリンゴ畑で葉や枝に付いた泥を落とす白根さん(庄原市高野町下門田)

ぬかるんだリンゴ畑で葉や枝に付いた泥を落とす白根さん(庄原市高野町下門田)

 活発な梅雨前線による12日の大雨の影響で三次、庄原市の北部を中心に住宅や農地、道路の被害があった。庄原市高野町では特産のリンゴ畑が浸水。農家は収穫への影響を懸念している。

 12日午前11時半までの3時間に観測史上最多の111・5ミリの雨が降った高野町では神野瀬川があふれ、低地を中心に10戸程度のリンゴ畑が水に漬かった。12日夕に水は引いたものの、地面に近い実や枝葉に泥が付着した。放置すると成育不良や病害につながるため、生産者は一夜明けた13日、泥落としや流木の片付けに追われた。

 計270アールで20品種を栽培する白根徹也さん(46)の同町下門田の畑は120アールが浸水した。「秋の収穫期にどんな影響が出るのか分からない」と心配する。白根さんたち生産者でつくる果樹園芸組合は13日、会合を開き、市への要望事項を協議した。長曽英樹組合長(53)は「水はけが悪い畑もある。泥がたまった水路の復旧も必要だ」と訴える。

 庄原市によると高野町などで住宅12棟が床下浸水したほか、道路被害を11カ所、農地被害を12カ所で確認した。三次市では布野町や君田町などの道路計5カ所で土砂崩れがあった。(小島正和、石川昌義)


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  • 大雨の影響で浸水した庄原市高野町下門田のリンゴや野菜の畑=12日(読者提供)

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