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広島知事「県としては上告したくない」 「黒い雨」訴訟で厚労省に上告断念訴え

2021/7/14 18:52

「黒い雨」訴訟を巡り「上告したくない」と述べる湯崎知事(広島県庁)

 原爆投下後に降った放射性物質を含む「黒い雨」を巡る訴訟で原告全員勝訴とした広島高裁判決について、被告である広島県の湯崎英彦知事は14日、「県としては上告したくない」と述べ、訴訟参加人である厚生労働省に上告を断念するよう求める考えを示した。

【関連記事】「黒い雨」訴訟、二審も原告全員を被爆者認定 広島高裁

 湯崎知事は県庁で「今苦しんでいる黒い雨体験者の切実な思いが高裁でも認められたのは非常に大きな意義がある」と強調。「不合理でない限り、黒い雨を体験し、罹患(りかん)している人は被爆者と認めて救済すべきだ」と訴えた。

 厚労省に対し「何らかの形でわれわれの考えを伝えたい」と表明。厚労省や同じ被告の広島市と協議して最終的な対応を決めると説明した。

 厚労省が援護対象区域の拡大も視野に入れた再検証をするため、昨年11月に設けた有識者たちの検討会に与える影響については「判決が確定すれば、インパクトがあり得る」と述べた。


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