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バッハ氏、被爆者代表から「五輪に支持もらった」

2021/7/17 20:39

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が17日、東京五輪に向けて来日後では初めて記者会見し、日本国内での根強い反対論を認識しているとした上で「日本の人々と同じように選手も新型コロナウイルス禍を経験してきた。困難を乗り越えてきた世界の選手を応援してください」と呼び掛けた。日本国民と冷静な対話を求めていく姿勢も強調した。

 大会開催のために前例のない厳しい対策を講じていると指摘し「大会参加者や日本国民にリスクを与えない。コロナ対策は機能している」と改めて自信を示した。IOC関係者が18日に出席する迎賓館での歓迎会については「われわれはゲストでしかない」と述べ、コロナ対策に逆行するとの批判をかわした。

 菅義偉首相との14日の会談で感染状況が改善した場合の観客動員を要望していたとの報道には「コメントを控える。状況が変わればまた(政府や大会組織委員会との)5者協議を行う」と否定しなかった。

 バッハ氏は8日に来日。16日には広島市を初訪問し、対話した被爆者代表から「東京五輪への支持をもらった。(IOCは)平和の大使になり続ける」と訴えた。

 IOCは東京都内で17日、理事会を開き、組織委から最終準備の報告を受けた。

【東京五輪・パラリンピック8年間の歩み】

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