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広島市、7月初のクラスター認定 新型コロナ 接待伴う飲食店、11人感染(2020年7月25日掲載)

2020/7/25 22:47
新型コロナウイルスのクラスターについて説明する広島市の阪谷幸春・保健医療担当局長(25日午後2時半)

新型コロナウイルスのクラスターについて説明する広島市の阪谷幸春・保健医療担当局長(25日午後2時半)

 広島市は25日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が市内で発生したと発表した。接待を伴う飲食店で、経営者と従業員、客の計11人の感染を確認した。約2カ月ぶりに感染者を公表した今月1日以降、市によるクラスター認定は初めて。感染の「第1波」を含めると市内で4件目となった。

 市によると、飲食店は18日に閉店したという。市は今後も新たな感染者が出る可能性があるとみて、来店客たちの体調などを見ながらPCR検査を進める。

 市は21日、15日にのどや関節の痛みを訴え、20日に陽性となった経営者の感染を公表した。その後、従業員8人の感染が判明。飲食店から出してもらった10〜18日の来店者約30人の名簿を基に調査を進めており、これまでに客2人の感染を確認したとしている。

 市役所で記者会見した阪谷幸春・保健医療担当局長は「来店者を把握し、感染の恐れがある人を追跡できている。店側にも聞き取りなどに誠実に協力していただいている」として、店名は公表しなかった。その上で「あらゆる業界で感染防止のガイドラインを守ってほしい」と呼び掛けた。

 飲食店を巡っては、経営者と従業員の店以外での接触者と、さらにその接触者の計5人も感染。経営者の知人で、やはり21日に感染を公表した40代の自営業女性のつながりでも、市内の別の飲食店で接触者1人を含む従業員3人が感染した。経営者と自営業女性の2人を含む感染者の広がりは計20人となった。

 市は25日、新たに6人の感染を発表し、再陽性を除く感染者の累計は149人となった。福山市も1人を発表し、広島県内の累計は252人。このうち88人は今月1日以降に公表されている。 


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