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原告ら、政治判断に喜び 「黒い雨」上告断念 「ようやく決着」悔しさも

2021/7/26 23:37

 広島への原爆投下後に降った放射性物質を含む「黒い雨」を巡る訴訟は26日、原告側勝訴で「政治決着」した。原爆投下から間もなく76年。「ようやく被爆者と認められた」。原告や支援者に歓喜の輪が広がった。あの日浴びた黒い雨に人生を翻弄(ほんろう)され、救済を訴え続けてきた強い思いは、司法に続いて国を動かした。

 「うれしい。ずっと闘ってきて、やっと報われた」。原告団の高野正明団長(83)=広島市佐伯区=は喜びをかみしめた。

 国が1976年に援護対象区域を指定した2年後、区域外の住民で設立した協議会に参加。以来、国に区域拡大を求める活動を引っ張ってきた。菅義偉首相はこの日、原告以外の黒い雨被害者の救済にも言及した。「被害に苦しんできた全ての人が救われるまで見守り続けたい」
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