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広島県、行動制限の対策準備 新型コロナ感染者増加

2021/7/29 22:59

 広島県内で新型コロナウイルスの感染者が増えているとして、湯崎英彦知事は29日、県民や事業者の行動制限を伴う集中対策を近く始める可能性があるとの認識を示した。直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は30日にも、対策開始の目安として定めた10人に達する見通し。県は、県民への要請内容や期間などで詰めを急いでいる。

 【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 湯崎知事は県庁で臨んだワクチンの広域接種を巡る県内首長たちとのウェブ会談で「感染状況は増加傾向にある。早期に、行動制限など強い対策を取らねばならない状況になりつつある」と述べた。終了後には「30日か31日くらいには目安の10人にかなり近付く」と説明し、対策開始の準備を進めていると明かした。

 県内では29日、65人の新規感染者が公表された。60人を超えたのは6月2日(70人)以来、57日ぶり。16日連続で前週の同じ曜日を上回っている。

 直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は29日、9・2人に上昇。30日の新規感染者の公表が52人以上となれば、目安の10人に達する。22日からの4連休で県内に入った人が増えた影響もあり、新規感染者数が減少に向かう見通しは立っていないという。

 県は21日、行動制限を伴う集中対策を始める目安を打ち出した。人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数が10人の段階では、具体的な対策として、県民の外出自粛や事業所の出勤者削減などすぐに取り組める内容を想定している。

 同時に、15人程度となると想定される日を示し、その日から飲食店への営業時間短縮などの要請を始めると告知する。周知期間を確保し、飲食店などに備えを進めてもらう狙い。15人は1日平均60人に相当する。(長久豪佑) 

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