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稲を渡り歩く「イネカメムシ」食害深刻 尾道で対策着手

2021/7/31 17:29
尾道市御調町の水田で見つかったイネカメムシ(JA尾道市提供)

尾道市御調町の水田で見つかったイネカメムシ(JA尾道市提供)

 尾道市御調町の水田でイネカメムシの食害が深刻化している。数年前から、出穂期が異なる稲を移動しながら繁殖しているとみられる。同町平(ひら)地区の農家は、品種を統一してほぼ同時に田植えし、農薬を小型無人機ドローンで一斉散布する防衛策を始めた。

 イネカメムシは体長約12ミリで8月ごろ、最も多く現れる。他のカメムシとは異なり穂軸にもダメージを与える特徴があり、稲が全く実らなくなる恐れもある。広島県西部農業技術指導所(東広島市)の植物防疫チームによると、県内では数年前から目立ち始めた。増えた原因は不明だが、出穂期の異なる稲が近隣で混在していることも影響しているとみる。ウンカなど他の害虫と比べて移動範囲が広く、出穂した水田を移っていると推測する。

 ▽最盛期から収穫半減した農家も…
(ここまで 339文字/記事全文 814文字)

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