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【東京五輪・パラ】陸上男子3000障害の三浦龍司、浜田から世界入賞 49年ぶり決勝

2021/8/2 23:17
陸上男子3000メートル障害決勝で7位入賞となり日の丸を掲げる三浦

陸上男子3000メートル障害決勝で7位入賞となり日の丸を掲げる三浦

 2日にあった東京五輪陸上男子3000メートル障害で、浜田市出身の三浦龍司(19)=順大、島根・浜田東中出=が同種目の日本勢49年ぶりとなる決勝の舞台に臨んだ。アフリカ勢など世界の強豪を相手に果敢なレースを展開し、8分16秒90で7位で入賞。浜田で基礎を養った19歳が、日本陸上史に足跡を刻んだ。

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 堂々とした走りだった。「着順は特に考えず、全力を出していきたい」との誓い通り、最後まで積極的なレース運びで7位に食い込んだ。

 「私たちは五輪に出るだけで喜んでいたのに、本人は最初から本気で勝ちにいっていた」。三浦が小中学校時代に通った浜田ジュニア陸上教室の上ケ迫定夫室長(67)=浜田市=は驚く。「とにかく素直で、走るのが好きな子だった。学校行事がある時は、遅れてでも必ず練習に来ていた」。当時、ハードルや走り幅跳びなど多くの種目に親しんだことが、3000メートル障害への土台となった。

【写真集】三浦龍司(陸上3000メートル障害)ひろしま男子駅伝出場〜日本新記録

 浜田東中2年時の2016年には、全国都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)に初出場。島根県チームが46位に沈む中、区間20位の力走を見せた。「まじめで実直。県内の同学年では実力も抜きんでていた」と監督を務めた河村靖宏さん(45)=出雲市。チームで最も活躍した選手に贈られるたすきを、最年少の13歳で受け取った。

 高校から故郷を離れたが、愛着は深い。昨季まで京都で申請していた陸上競技協会登録を、五輪イヤーの今季、5年ぶりに島根に戻した。「地元への思いはあるし、原点に返る意味で」と三浦は言う。22歳で迎える24年パリ五輪ではさらなる飛躍が期待され、上ケ迫さんは「今からパリ行きの積立貯金を始めないといけない」と笑う。日本勢49年ぶりの快挙は、世界の頂点を目指す闘いの号砲にもなった。

#東京五輪・パラ

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