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「戦艦大和の主砲」削り出した大型旋盤の移送募金1億円 わずか1日でスピード達成 

2021/8/4 16:06
呉市がCFで移送、設置を目指している大型旋盤(大和ミュージアム提供)

呉市がCFで移送、設置を目指している大型旋盤(大和ミュージアム提供)

 戦艦大和の主砲を削り出したとされる大型旋盤の輸送、設置費を募る呉市のクラウドファンディング(CF)は、3日午前9時の開始から1日で最終目標の1億円を超えた。達成基準とした移送経費4800万円に加え、展示場所となる土地の地盤工事や屋根の設置費も賄える見通しとなった。

 CFはふるさと納税型で実施し、初日から市の想定を大きく上回るペースで全国から寄付が集まった。市によると、4日午前6時の時点で1億円に到達したという。市産業部は「皆さんの温かい支援に心より感謝する。大切に活用させていただく」とし、CFのサイト上にお礼のコメントを載せた。受け付けは9月30日まで続ける。

 大型旋盤は現在、兵庫県播磨町にあり、所有業者が昨年夏に市へ寄贈を申し入れた。重さは約210トンあり、市は海上輸送などに4800万円かかると試算。CFでこの額が集まらない場合は受け入れを断念し、現地での処分も検討していた。市は、旋盤を大和ミュージアム(同市宝町)の駐車場西側へ設置する準備に本格的に動きだす。(杉原和磨)

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