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広島県内、40代以下が75% コロナ感染、第5波の勢い増す

2021/8/4 22:40

 広島県の新型コロナウイルスの4日の新規感染者数が114人となり、流行の「第5波」の勢いが増している。直近4週間で感染の中心となっているのは40代以下で75%を占める。ワクチン接種の進んだ高齢者は減って感染の若年齢化が進む中、専門家は「重症化する年代も下がっている」として警戒を呼び掛ける。

 県の集計によると、3日までの4週間の県内の新規感染者数は765人。7月末までに希望者の大半がワクチンを接種したとみられる70代以上は21人(2・7%)にとどまり、第4波の同じタイミングと比べると6・1ポイント減少した。60代の割合も下がった。

 感染者が最も多いのは20代の189人。感染者全体に占める割合は24・7%で第4波よりわずかに下がった。一方、20歳未満と30〜50代の割合が上昇。40代以下は581人で、75・9%となり第4波を5・4ポイント上回った。広島大病院感染症科の大毛宏喜教授は「ワクチン未接種で、行動が活発な世代の感染が中心になっている」とみる。

 今月3日時点の感染療養者数は454人で、内訳は入院139人(うち重症6人)▽ホテル療養222人▽自宅療養93人―だった。7月下旬の連休に県外の流行地からの人の流れが目立ったことに警戒感を持つ大毛教授。「入院患者はこれまでもあっと言う間に増えた。同居人以外との会食や不要不急の外出を控えるなど、感染拡大を防ぐ行動をお願いしたい」と求めた。(衣川圭) 


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