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広島中央署証拠品8572万円盗難事件 県警穴埋め分充て詐欺被害者に支払いへ 広島地検手続き

2021/8/10 23:07

広島中央署

 広島中央署で2017年、広域詐欺事件の証拠品8572万円が盗まれた事件を巡り、広島地検が詐欺事件の被害者に対し、被害額分を支払う手続きを始めたことが10日、分かった。国の被害回復給付金支給制度に基づく措置。支給額の原資には、穴埋めのため広島県警内部で集めた金が充てられたとみられる。地検は11月1日まで、被害者からの申請を受け付ける。

 広島中央署現金盗難事件の経過

 支給対象は、詐欺グループ5人による15年4月ごろから16年5月ごろまでの犯罪行為。総額約8865万円を被害額に応じて支給する。

 同事件を巡っては、広島県警が17年2月、主犯格の男(38)の関係先から約9千万円を押収。広島中央署の金庫で保管していたが、うち8572万円を盗まれたことが同年5月に発覚した。県警は19年9月、幹部たちから集めた8572万円を上限に、判決確定後に追徴金に充てるなどとする合意書をこの男と交わしていた。

 広島中央署8572万円盗難事件とは

 詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)の罪に問われた男について、懲役5年6月、罰金300万円、追徴金9227万円とした一審広島地裁判決を支持した広島高裁判決が昨年8月に確定。他の4人も有罪判決が確定した。

 盗難事件を巡っては、県警は20年2月、盗難発覚後に死亡した警部補を窃盗などの疑いで書類送検。広島地検が翌3月に容疑者死亡で不起訴にした。現金は見つかっていない。

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