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お盆の成人式、割れる自治体対応 広島都市圏

2021/8/11 17:33

 広島都市圏の市町で、新型コロナウイルスの影響を受けてお盆に延期していた成人式開催の対応が分かれている。大竹市と安芸太田町はそれぞれ14、15日に対面で催す一方、廿日市市は来年1月への再延期を決定。北広島町は、15日に予定していた成人式の中止を決めた。

 大竹市と安芸太田町は対面で開催する理由について「新成人にとって一生に一度の行事」「思い出づくりにつなげたい」とする。

 両市町とも感染対策を講じる。対象者が283人に上る大竹市は、式典の時間を約30分と例年より半減。出席者には事前にPCR検査を受けるよう呼び掛ける。安芸太田町は会食を中止するなど簡素な式にする。対象者60人のうち40人が出席する見込みという。

 一方、北広島町は全国的な感染再拡大を踏まえ、千代田、大朝、豊平、芸北の4地域で分散開催する予定だった式典の中止を決めた。新成人252人のうち申し込み済みの107人にはメールで中止を通知。今後、新成人に意見を聞き、あらためて開催するかどうかを決める。

 式典の再延期を決めたのは廿日市市。14日に予定していた式典は来年1月9日の開催となり、2度の延長により約1年ずれ込むことになる。同市が、広島市などとともに県の新型コロナ早期集中対策の重点区域に指定されたのが理由。市教委生涯学習課の佐々木正臣課長は「オンライン開催も検討したが、新成人から『友人と直接会いたい』などの声が寄せられている。1年遅れてでも開催すると決めた」と説明する。

 この4市町とも当初は1月に成人式を開く予定だった。一方、広島市と府中、海田、熊野、坂の4町は、5月の大型連休中に成人式を終えている。(白石誠、重田広志、八百村耕平) 

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