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不採算事業に次々メス 見えぬ将来ビジョン【安芸高田市の現在地 石丸市政1年】<中>

2021/8/11 22:11

 7月上旬、安芸高田市の石丸伸二市長(39)は市の財政状況を示すパワーポイントを自ら作成し、合併前の旧町単位での計7回の財政説明会に臨んだ。減少傾向の歳入に対し、歳出が高止まりしているとし、台所事情を月収30万円の家庭に置き換えた。「自由に使えるお金は月5400円。お父さんの小遣いも出ず、外食もできない状況です」

 大手銀行のアナリストを辞し、1年前の市長選で初当選した石丸市長。財政硬直化の指標となる経常収支比率が98・2%(2019年度決算)に上昇するなどした現状に「コスト意識があまりに欠如していた」と指摘する。「財政再建が待ったなし」。説明会は市民と認識を共有する狙いだった。

 「(今の財政状況は)これまでの市の執行部と議会が機能不全に陥っていたからだ」。こう言い切る石丸市長は、就任直後から公約の「政治再建」と並行し、採算性を念頭に既存事業に次々とメスを入れる。

 ▽計5600万円分削減
(ここまで 398文字/記事全文 1366文字)

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