トピックス

岡山県「まん延防止」申請 知事「酒提供停止を」

2021/8/16 23:16

「まん延防止措置」の適用申請を表明する伊原木知事

 岡山県は16日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が200人を超すなど状況が悪化しているとして、改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を適用するよう、政府に申請した。対象は岡山市と倉敷市を想定している。伊原木隆太知事は記者会見で「両市で酒の提供停止が必要。実効性を持たせたい」と説明した。

 県は現在、両市の飲食店などに営業時間と酒の提供時間の短縮を要請している。伊原木知事は「両市の夜間の人流をしっかり抑えるため、さらに強い措置が必要だ。(適用で)酒提供に関して踏み込んだ対応ができる」と強調した。政府による決定は「遠くない時期」と展望し、県の対応はその後に定めるとした。

 県による重点措置の適用申請は、「第4波」の5月12日以来で2回目。政府はこの際には、専門家の意見を踏まえて県を緊急事態宣言地域としている。県は申請当時、飲食店に加えて大規模集客施設にも時短と酒の提供停止を求めており、今回も百貨店など大規模集客施設に時短を要請する可能性があるとしている。

 県内の7月22日〜今月11日の新規感染者は、岡山市が58・1%、倉敷市が23・7%を占める。12日には県全体で過去最多の217人に達した。

 重点措置の適用を巡っては、中国地方では広島県が今月4日、政府に要請している。県全体の直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)が、目安とした15人を上回ったため。湯崎英彦知事は理由について「待てば待つほど感染のピークは高くなり、対策期間が延びる」と語っていた。(中島大、長久豪佑) 


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

トピックスの最新記事
一覧