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【詳報】島根、感染状況ステージ3に 知事「これまでで最も緊迫した状況」

2021/8/18 21:01

島根県庁

 島根県と松江市は18日、31人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。居住地は松江市12人、益田市10人、出雲市4人、浜田市、江津市各2人、安来市1人。県内での2桁の発表は9日連続で、累計999人となった。県は同日、対策本部会議を開き、県内の感染状況がステージ3(感染急増)に入ったと表明した。

 県は、病床使用率が45%を超え、ステージ4の指標(50%以上)に迫っていることなどから、病床確保計画も最高の第5段階に引き上げる方針も決定。これまで感染者を原則入院させてきたが、中等症以上か、重症化のリスクのある軽症の患者の入院を優先し、それ以外の感染者は宿泊施設か自宅での療養を検討する。

 県内7カ所の医療機関にメディカルチェックの拠点を置き、家庭内での感染リスクなどを踏まえ、医師や県、保健所の判断で振り分ける。入院後に症状が落ち着いた患者を国の基準より早く帰宅させる運用は既に始めており、17日に初めて2人が自宅で療養した。

 17日午後4時時点の入院者は152人(重症1人)で病床使用率46・9%。宿泊療養は12人、自宅療養は1人となっている。丸山達也知事は「県内の感染状況はこれまでで最も緊迫した状況にある。自宅での急変に対応できる状況を十分考慮した上で療養先を調整していく」と理解を求めた。

 県や松江市によると、18日発表の感染者は、益田市の1人が中等症で、ほかは軽症か無症状。最多の松江市では、計12人のうち7人が、過去に県内外で確認された感染者の濃厚接触者か接触者。残る5人のうち2人は同居者で、ほか3人はプライベートで県外の感染拡大地域などに移動歴があった。年齢、性別を公表した4人はいずれも男性で20代3人、10代1人だった。

 益田市の10人のうち、中等症の1人を含む8人は過去の感染者と接触がなく、うち2人は県外の感染拡大地域への移動歴があった。同市の残る2人は16日に判明した同じ感染者の接触者として検査を受けて陽性が判明した。

 出雲市の4人のうち1人は、14日に発症し、17日に医療機関を受診して陽性が判明。残る3人はその接触者だった。浜田市の1人と安来市の1人はそれぞれ16日と9日に判明した感染者と接触があり、浜田市のもう1人と江津市の2人は感染者との接触は確認されていない。

 また、中国電力は、島根原発(松江市鹿島町)構内に勤務する協力会社の社員1人の感染を発表した。16日に発熱があり、17日の検査で陽性と分かった。原発構内の感染者は8月以降、計11人となった。


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