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新型コロナ感染拡大で空きベッド減、現場に危機感 「このペースでは医療逼迫」 広島県内

2021/8/21 11:49

 感染力の強いインド由来のデルタ株への置き換わりが急速に進む中、広島県内でも新型コロナウイルスがかつてない勢いで広がり、医療現場が危機感を強めている。20日の新規感染者は375人と、3日連続で過去最多を更新。受け入れ施設のベッドが加速度的に埋まり始めた。医療者は「このペースでは医療が逼迫(ひっぱく)しかねない」と、一人一人が感染防止に徹するよう訴える。

 県によると、19日時点の入院・療養者数は1761人。ここ1週間でほぼ倍増し、861人増えた。うち入院は284人で、確保している700床の40・6%が使われている。

 受け入れ病院の医師が共通して感じるのが「患者の若年化」。広島大病院(広島市南区)の大下慎一郎准教授は「ワクチン接種が浸透した高齢者はてきめん減った」と強調する。流行の「第4波」に見舞われていた5月には一時30人に上った重症者数は9人(19日)に抑えられている。

 一方で、大下准教授は「40、50代の患者が増えた」と懸念する。「重症化率が割と高い世代。医療を圧迫しかねない」。基礎疾患がないのに重症化する人も目立つという。「デルタ株の怖さだろう。油断しないで」と警鐘を鳴らす。
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