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アーチェリー施設に来場3倍、銅メダル効果 廿日市

2021/8/23 22:10
戸野代表(右端)の指導を受け、アーチェリーを構える体験客

戸野代表(右端)の指導を受け、アーチェリーを構える体験客

 広島県内でアーチェリーの人気が高まっている。東京五輪の男子団体で、廿日市市出身の河田悠希選手(24)=エディオン=が銅メダルを獲得したのがきっかけとなり、アーチェリー場への来場者が増加。愛好者たちも競技人口を増やそうと普及活動に乗り出している。

 河田選手が腕を磨いた同市津田の佐伯国際アーチェリーランドには連日、例年の夏休みの3倍近い1日約150人が訪れている。インストラクターの指導で体験できる1時間の有料コースなどがあり、県内からの客が多いという。

 同市友田の非常勤講師胡智恵さん(42)は「五輪の河田選手はかっこ良かった。実際にやると思ったところに飛ばないけど、真ん中に当たると楽しい」と笑う。長女の小学3年こころさん(8)も「いつか部活に入ってやってみたい」と話す。

 同ランドの戸野真治代表(51)は「五輪のメダル効果はすごい」と目を見張る。河田選手が銅メダルを獲得した7月26日以降は問い合わせだけでも多い日は1日50件以上。新型コロナウイルス対策で密を避けるため原則予約制にしている。

 一方、河田選手も所属した地元の佐伯高アーチェリー部の元部員たち8人は6月、「SAIKIアーチェリークラブ」を発足。競技人口を増やそうと、同ランドと同市串戸、広島市南区宇品西の計3会場で中学生向けの教室を開いている。

 同クラブの平野佑樹会長(27)は「今ならアーチェリーに触れたことのない人にも興味を持ってもらえる。体格に関係なく始められるスポーツ。ぜひ体験してほしい」と呼び掛ける。同クラブTel0829(72)0437(同ランド内)。(八百村耕平)

#東京五輪・パラ

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