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福山市立小中、1日から分散登校 オンライン学習併用

2021/8/25 21:50
2学期が始まり、登校する府中市の旭小の児童(24日)

2学期が始まり、登校する府中市の旭小の児童(24日)

 福山市教委は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2学期が始まる9月1日から市立小中、義務教育学校を分散登校にすると発表した。午前と午後で登校する児童生徒を分け、デジタル端末によるオンライン学習も併用する。備後地方の他の5市町はこれまで通り授業をする。

 同市では児童、生徒の密集を防ぐため、隣り合う席の距離を現行の1メートルから1・5メートルに広げる。間隔の拡大に伴い、学年全員が教室に入れない場合は分散登校に切り替える。給食の時間帯もずらす。

 市内の直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は23日に100人を超え、25日時点で103・8人。10歳未満や10代の感染も増えており、校内での感染拡大を防ぐため分散登校を決めた。

 児童生徒は、登校していない時間は1人に1台配布しているデジタル端末を使用。授業の配信や専用教材を使って家庭学習をしてもらう。共働き世帯などで保護者のサポートが難しい場合や通信環境が十分でない場合は、無線LANが整備された特別教室に登校して学習できるようにする。

 部活動は大会に向けた最小限の活動は可能としていたが、全面的に中止する。

 当面は9月12日までの措置。感染状況によって延長も検討する。市教委は「感染力の強い変異株が猛威を振るう中、学校でクラスター(感染者集団)を発生させないためにも協力をお願いしたい」とする。

 一方、市立福山中・高は生徒が市内各地から通うために分散登校が難しいとして、感染対策を取った上で通常の授業をする。

 同市以外の備後地方の5市町はこれまで通り、感染対策を取った上で登校を続ける。23日に小中など全市立学校で2学期が始まった府中市教委は「感染状況を踏まえながら、できる限り通常通りに学校を運営していく」とする。その他のほとんどの小中学校は9月1日に2学期が始まる。(吉原健太郎、野平慧一) 

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