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【陸上】山縣、悔しさ胸にパリ五輪へ再スタート 400継、バトンは減速を恐れた

2021/8/30 22:49
「また強くなったと言われるように、安定して9秒台を出せる力を来年までに付けたい」と語る山縣

「また強くなったと言われるように、安定して9秒台を出せる力を来年までに付けたい」と語る山縣

 東京五輪で日本選手団の主将を務めた、陸上男子100メートルの日本記録保持者、山縣亮太(セイコー、広島・修道高出)が30日、オンライン取材に応じた。決勝進出を目指した100メートルは予選敗退し、金メダルに挑んだ400メートルリレーは決勝でバトンミスによる途中棄権。悔しさを胸に3年後のパリ五輪へ「この気持ちが温かいうちに『また強くなった』と言われるよう力を付けたい」と進化を期す。

 【陸上】不完全燃焼の東京五輪「全体のレベル上がっている」 山縣一問一答<上>


 3度目の五輪は不本意だった。100メートルは、9秒95の自己記録から程遠い10秒15。2012年のロンドン大会では10秒07、16年のリオデジャネイロ大会では10秒05とともに自己ベストをマーク。準決勝に進んだが、初めて予選で散った。

 「日本選手権から五輪まで1カ月しかなく、最初の2週間は筋肉量を戻すことにほとんど費やした。残り2週間で戻した筋肉を速く動かせるよう、実践的な調整をしたが、かなりタイトになってしまった。不完全燃焼なレースだった」

 リオで銀メダルを獲得した400メートルリレーはまさかの結末。第2走者として「一番恐れていたのは思い切ってスタートを切れないことと、後ろを振り返り減速することだった。スタートの出足のスピードは予選よりも意識していた」。結果、第1走者の多田修平(住友電工)から、山縣にバトンが渡らなかった。

 ただ4人とも本調子ではなかった。「これまで『リレーはきっと大丈夫』みたいなある種の心の支えがあった。今回は100メートル、200メートルで全員が予選落ち。リレーは世界一を目指すという目標を信じていたけど、どこまで現実味を持ってやれたか」と反省する。

▽リベンジへ始動
(ここまで 730文字/記事全文 1265文字)

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