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休校と正答率「相関なし」 全国学力テスト、活用力なお課題

2021/8/31 23:00

 文部科学省は31日、小学6年と中学3年の全員を対象に実施した2021年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。小中とも知識の活用力が引き続き課題とされ、苦手分野は変わらなかった。新型コロナウイルス感染拡大による昨春の一斉休校の期間と正答率を分析し「相関関係はない」と結論付けた。児童生徒へのアンケートでは、休校時に「勉強への不安を感じた」との回答が6割前後に上った。

 【全国学力テスト平均正答数と平均正答率(都道府県別・政令市別)】※問題と解答も

 多くの学校が休校明けに補習をするなどして対応した結果、文科省は「学習遅れを取り戻せた」と評価。今後もコロナ禍の学力への影響を注視する。

 平均正答率は、小6が国語64・9%、算数70・3%、中3は国語64・9%、数学57・5%。都道府県別では、秋田や福井、石川などが上位となった。下位との差は縮小傾向が続いている。

 小6は新学習指導要領に基づく初の出題だった。国語では、小中とも資料を読み解いて自分の考えを記述する力が弱かった。小6算数では、統計データの分析で正答率が振るわず、中3数学でも同様の傾向だった。
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