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新型電気式気動車「DEC700」導入 JR西、新山口駅を拠点に性能確認 車両内で発電し走行

2021/9/2 19:15
JR西日本が導入したDEC700(JR西日本提供)

JR西日本が導入したDEC700(JR西日本提供)

 JR西日本は、ディーゼルエンジンと発電機を搭載し、車両内で発電して走る新型の電気式気動車「DEC700」を導入した。山口市の新山口駅を拠点に、主に県内を走らせて性能を確認する。

 同社の電気式気動車は豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」に続き2例目となる。エンジンと直結した発電機でつくる電気でモーターを動かすため、架線がない場所でも走れる。9月ごろから来年3月末まで、坂での走り具合やブレーキのかかり方、乗り心地などを確認しデータを集める。一般客は乗せない。

 山口県は傾斜が多く、電化されていない区間が多いため、試験の場所に選んだ。県内の全線区に加え、米子駅(米子市)と京都駅(京都市)まで走る。

 来年度からは、バッテリーを載せる「ハイブリッド方式」も検証する予定。7月28日に山口市のKDDI維新ホールで記者会見した蔵原潮広島支社長は「試験運転で知見を得て、将来の新たな車両開発に向けてチャレンジしていきたい」と意気込んだ。(東聡海)


この記事の写真

  • 報道陣に公開されたDEC700の正面
  • JR西日本の中国地域色の黄をベースにした車体のデザイン
  • DEC700の車内の様子
  • DEC700の車内の様子。2列と1列の配列
  • 運転席には、最新式の非常ブレーキ装置を搭載した
  • 床下に搭載されたエンジンと直結した発電機

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

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