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不要な接種券の再発行130件 福山市、ワクチン接種歴確かめず

2021/9/8 20:41
福山市役所

福山市役所

 新型コロナウイルスワクチンの接種券の再発行を巡り、福山市は8日、申請者の接種歴を確かめなかったため本来発行すべきでない券を発行した事案が130件あったと公表した。市内の女性が再発行の券を使うなどし計4回接種したのを受け調査していた。他に3回以上の接種をした事例は確認されなかった。

 市は8月12日まで、全国の接種情報を一元管理する「ワクチン接種記録システム(VRS)」で接種歴を確認せず本人の自己申告のみで紛失による再発行に応じていた。その間に対応した2769件のうち、1回以上接種したのに「未接種」と申告していたのが108件、2回接種したのに「1回接種済み」と申告したのが20件、その他も2件あった。

 再発行の必要がないはずの人が申請した理由について、市は「現時点では把握していない」という。対象者には電話や家庭訪問で状況を説明し、余分な券の回収を始めている。

 調査では再発行を2度以上申請した人が125人いることも分かり、該当者には注意喚起の文書を送ると決めた。市保健部の落合史典参与は「貴重なワクチンを有効に利用するためにも、再発防止に取り組む」としている。(川村正治) 

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