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全盲女性の「逸失利益」健常者より少ないのか 広島高裁どう判断、10日判決

2021/9/8 22:53

 高校時代に交通事故に遭い、介護が必要になった全盲の女性が、将来働いて得られたはずの収入は健常者より少ないのか―。障害者を巡る「逸失利益」の金額が争点となった損害賠償請求訴訟の控訴審判決が10日、広島高裁で言い渡される。一審は全ての労働者の平均賃金の7割と判断。生まれつき全盲の女性側は事故前、努力を重ねて健常者と同じように生きてきたとして、差をつけないよう求めている。近年、障害者の逸失利益が低く算定される傾向に変化もみられる中、判断は今後の司法の流れに影響しそうだ。

 「7割だなんて、ふに落ちない」。原告の新納(にいの)茜さん(30)=下関市=は言葉に怒りを込める。山口県立盲学校(同市、現下関南総合支援学校)高等部に在籍していた2008年、横断歩道を歩いて登校中、車にはねられた。頭や肺に重傷を負い、後遺症で介護が必要に。18年、運転していた男性に損害賠償を求める訴えを山口地裁下関支部に起こした。

 ▽図書館司書が夢だった…
(ここまで 415文字/記事全文 1375文字)

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