トピックス

「怒鳴ってばかり」皮肉 岸田氏、聞く力「誰より自信」

2021/9/11 8:25

岸田文雄氏

 自民党総裁選への河野太郎行政改革担当相の立候補表明を受け、先に名乗りを上げていた岸田文雄前政調会長(広島1区)は10日、自らの長所を「聞く力とチーム力だ」とし、「怒鳴ってばかりではチーム力を発揮できない」と述べた。週刊文春に「パワハラ常習」の見出しで官僚とのやりとりを報じられた河野氏を皮肉ったとみられる。

 河野氏の記者会見後に国会内で報道陣の取材に応じ、高市早苗前総務相を含む3候補の中での自らの特長について語った。聞く力は「聞くことは信頼の原点。誰より優れていると自負している」と強調した。

 主立った候補が出そろった感があり、陣営も士気が高まった。岸田派の寺田稔氏(広島5区)は「中間層の拡大を唱えた経済政策などで、他候補との違いを打ち出せている」と指摘。竹下派所属ながら、昨秋の総裁選に続いて岸田氏支持を決めた平口洋氏(広島2区)は「多様な意見に耳を傾ける政治信条は幅広く浸透するはずだ」と話した。

 一方、当選3回以下の衆院議員90人がこの日、派閥横断グループ「党風一新の会」を結成し、中国地方選出では岸田派議員をはじめ石破派の山下貴司氏(岡山2区)たちも名を連ねた。総裁選の候補者や党幹部に「党改革を通じた政治改革」を求める緊急提言をまとめた。(樋口浩二)

【関連記事】

次期自民総裁に森友再調査を要求 赤木さん妻、岸田氏に失望

岸田氏、問われる覚悟 森友・1億5000万円・桜を見る会…政治とカネ、重鎮へ配慮か

岸田氏「新自由主義的政策を転換」 中間層の拡大へ「所得倍増」


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

トピックスの最新記事
一覧