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「芸術の森」用地売却へ 尾道市、活用なく20年塩漬け

2021/9/11 20:59
尾道市が売却方針を決めた、栗原町の「芸術の森」用地(中央)。奥は県立びんご運動公園

尾道市が売却方針を決めた、栗原町の「芸術の森」用地(中央)。奥は県立びんご運動公園

 尾道市は、同市栗原町の広島県立びんご運動公園近くに構想していた「芸術の森」の用地約12ヘクタールを売却する方針を決めた。市土地開発公社が2000年に買収し、09年の公社解散時に市が1億8900万円で買い取ったが、これまで活用されず「塩漬け」になっていた。森林を散策しながら芸術鑑賞を楽しむ場とする構想は完全に消える。

 8月10日に開いた市内部の公有財産利活用検討委員会で民間事業者に売却する方針を決めた。市財政課によると、工業団地などの可能性も含めて幅広く検討してきたが、「市の事業では採算が合わない」との結論に至ったという。

 「芸術の森」構想は、合併前の旧尾道市が練っていた。公社の用地買収に合わせて基本計画を策定。彫刻広場、展望休憩所のほかアトリエ棟など6棟を建設し、事業費7億1200万円を見込んだ。

 ▽市町合併時の計画にも盛り込まれず…
(ここまで 373文字/記事全文 839文字)

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