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海洋ごみ漂着、瀬戸内海沿岸で後絶たず 山口県内の年間回収量300トン超続く【ズームやまぐち】

2021/9/15 20:53

周防大島町の海岸で発泡スチロール製の漁具などを回収する田中さん(左)

 ▽多くはプラ類 進まぬ廃棄減施策

 山口県内の瀬戸内海沿岸にプラスチックごみの漂着が後を絶たない。カキ養殖用のパイプや発泡スチロール製の漁具が多く、ペットボトルなど家庭の生活ごみも目立つ。県はごみの回収や啓発活動に力を入れているが、プラ容器の減量など利用自体を減らす取り組みは道半ばだ。

 青く透明度の高い海が広がる周防大島町の白鳥ケ浜。200メートルの砂浜にはパイプや発泡スチロールの破片が散乱していた。清掃を続ける住民グループ「屋代島さとうみネットワーク」代表の田中貞徳さん(68)は「きれいにしても数日後にはごみが打ち上がる」と顔を曇らせる。

 県が市町などと協力して回収した海洋ごみは2020年度、日本海側を含めて計316トンだった。近年300トン超が続き、多くをプラスチック類が占める。県廃棄物・リサイクル対策課は「大量のごみが漁業や観光に重大な悪影響を及ぼしている」と危機感を示す。
(ここまで 395文字/記事全文 1301文字)

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  • 周防大島町の海岸に漂着したカキ養殖用のパイプ
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